2022年4月21日
AOSデータ株式会社
【オンライン公開】《デジタル革命時代における営業秘密の保護と活用方法》オンラインセミナー
【ご視聴にあたってのお願い】
- 安定したネットワーク環境下でご視聴ください。
- ご視聴に関するご質問がありましたら、legaldata_info@aosdata.co.jp までお問い合わせください。
世界情勢が不安定になる中、経済バランスの崩れによる経営損失のリスクが高まっているとされています。経営損失が高まることで懸念されるのが不祥事の増加です。
企業経営において、企業独自が保有している営業上、技術上の情報である「営業秘密」の価値は計り知れず、それらを意図的に協業会社や海外などに持ち出す「営業秘密漏えい」に関する不祥事も今後益々増加することが考えられます。
ITが普及し、ビッグデータと言われるような電磁的データの取り扱いが一般的となった昨今、企業では「営業秘密」のみならず「限定提供データ」に関しても正しく理解し、取り扱うことが求められています。
そこで、今回のセミナーでは弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 上原 拓也先生から「営業秘密」と「限定提供データ」の基本的概念と、これらの情報を漏えいさせないための事前対策、また、万が一漏えいしてしまった際の事後対応についてわかりやくご説明いただきます。
AOS代表 佐々木 隆仁からはリモート環境での従業員のウェブやファイルの閲覧履歴、USB接続履歴などの確認を可能にすることで「営業秘密漏えい」の事前対策に有効なツール『AOS Fast Forensics FaaS』、また、社内・外問わずデータをセキュアに管理・共有できるシステム「AOS Legal DX」を実際の機器を使ってデモ実演いたします。
※講演① 「営業秘密・限定提供データとその漏えい時対応」
講師:上原 拓也氏 弁護士法人 大江橋法律事務所 アソシエイト弁護士
あらゆる事業分野で企業が蓄積・保有するデータの利活用が進む中、そうしたデータを狙ったサイバー攻撃や内部犯罪等が後を絶ちません。企業が利活用を目指すデータの保護を目的とした法制度のうち、特に不正競争防止法に基づく営業秘密の保護に関する制度と、同法の平成30年改正で新設された限定提供データの保護に関する制度の基本を解説し、それらが漏えいした場合の具体的対応の在り方を考察します。
※講演② 「AOS Forensics ルーム 営業秘密漏えい対策・調査」
講師:佐々木 隆仁 AOSグループ代表
「AOS Forensicsルーム」は不正の予防・早期発見・事後対策の観点から企業自らが不正調査を行えるよう、企業ごとのニーズに合ったツールを社内に導入することを目的としています。数々のフォレンジックツールの中から、リモート環境での従業員のウェブやファイルの閲覧履歴、USB接続履歴などの確認を可能にした『AOS Fast Forensics FaaS』や、データをセキュアに管理・共有する「AOS Legal DX」をデモを交えてご紹介いたします。
講師プロフィール
弁護士法人 大江橋法律事務所 アソシエイト弁護士
ニューヨーク州弁護士/情報処理安全確保支援士
上原 拓也(うえはら たくや)氏
2011年東京大学法学部卒業、2013年東京大学法科大学院修了、2014年弁護士登録。2019年University of Pennsylvania Law School卒業、2019年~2020年Weil, Gotshal & Manges LLP(ニューヨーク)勤務、2020年ニューヨーク州弁護士登録。情報セキュリティ・サイバーセキュリティ・個人情報保護、ベンチャー支援、M&A・企業再編・事業提携を主な取扱分野としており、特に各種業界におけるデータの利活用を通じた新規事業開拓支援(規約整備、契約ドラフト・交渉等)の経験を多数有する。
AOSグループ代表佐々木 隆仁(ささき たかまさ)
1989年早稲田大学理工学部卒業。大手コンピュータメーカーに入社、OS開発に従事、1995年にAOSテクノロジーズ社を設立、代表取締役就任。2012年にリーガルテック社を設立、代表取締役就任。2018年に日本初のAPI取引所となるAPI bankを設立。2019年にJAPAN MADE事務局を設立、代表取締役就任。2015年に第10回ニッポン新事業創出大賞で経済産業大臣賞受賞。著書に『APIエコノミー』(日経BP)、『データテック』(日経BP)、『リーガルテック』(アスコム)などがある。