2022年5月26日
AOSデータ株式会社
企業犯罪発生時に求められる実践的なヒアリング・証拠収集のポイントとは!?
~不正調査ツールを有効に活用するコツ~
【ご視聴にあたってのお願い】
- 安定したネットワーク環境下でご視聴ください。
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粉飾決算、横領、情報漏えい、ハラスメントなど度々世間をにぎわす「企業犯罪」ですが、実際に起こった際の社内対応について具体的なイメージはお持ちでしょうか。
「公益通報者保護法」が改正されるなど、企業不祥事に対する社内対応にも変化が求められる中、企業犯罪が発覚し、まず最初に求められるのが関係者へのヒアリングです。
外部調査機関や専門家へ依頼する前に社内で効果的なヒアリングを行い、それに基づいた客観的な証拠収集や事実認定ができることは企業にとって大きなメリットとなります。
そこで、今回のセミナーでは弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所 弁護士 伊藤 雅大先生から不正調査において重要となる実践的な「ヒアリング」「証拠収集」方法について、長年にわたる検事のご経験をもとにわかりやすくご説明いただきます。
また、AOS代表 佐々木 隆仁からは、ヒアリング調査や証拠収集にも有効な従業員のウェブやファイルの閲覧履歴、USB接続履歴などの確認をリモート環境でも可能にしたツール『AOS Fast Forensics FaaS』を実際の機器を使ってデモ実演いたします。
※講演① 「元検事が解説する不正調査のポイント~実践的なヒアリング、証拠収集、事実認定~」
講師:伊藤 雅大氏 弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所弁護士
企業において不正行為が発生した場合、調査担当者は、ヒアリングや証拠収集、それらに基づく事実認定に直面します。いずれも一筋縄ではいかないものばかりです。ここでは、意識すれば誰でも実務に取り入れられる、個別事案の処理を目的としたヒアリングとは一線を画す、より広い視点からの実践的なヒアリングの方法、当事者の言い分のみに頼らない判断のための調査方法について解説します。
※講演② 「AOS Forensics ルーム 企業犯罪調査」
講師:佐々木 隆仁AOSグループ代表
「AOS Forensicsルーム」は不正の予防・早期発見・事後対策の観点から企業自らが不正調査を行えるよう、企業ごとのニーズに合ったツールを社内に導入することを目的としています。数々のフォレンジックツールの中から、ヒアリング調査や証拠収集にも有効な従業員のウェブやファイルの閲覧履歴、USB接続履歴などの確認をリモート環境でも可能にした『AOS Fast Forensics FaaS』をデモを交えてご紹介いたします。
講師プロフィール
弁護士法人 瓜生・糸賀法律事務所 弁護士
伊藤 雅大(いとう まさひろ)氏
検事として、東京地方検察庁など各地の地方検察庁において、約12年半、刑事事件の捜査、公判に従事。その間、延べ1000件を優に超える事件を取り扱う。弁護士に転身後は、この経験を活かし、企業の不正調査、当局対応を含む危機管理を中心とした業務を取り扱っている。
AOSグループ代表佐々木 隆仁(ささき たかまさ)
1989年早稲田大学理工学部卒業。大手コンピュータメーカーに入社、OS開発に従事、1995年にAOSテクノロジーズ社を設立、代表取締役就任。2012年にリーガルテック社を設立、代表取締役就任。2018年に日本初のAPI取引所となるAPI bankを設立。2019年にJAPAN MADE事務局を設立、代表取締役就任。2015年に第10回ニッポン新事業創出大賞で経済産業大臣賞受賞。著書に『APIエコノミー』(日経BP)、『データテック』(日経BP)、『リーガルテック』(アスコム)などがある。