マイナビが主催する「情報セキュリティ事故対応アワード」において、優秀賞を受賞した「ぴあ」の当事者と、審査員メンバーでディスカッションが行われました。
昨年の4月に「ぴあ」が運営する「Bリーグ」ファンクラブ受付サイトと同チケットサイト上で、15万人以上の個人情報漏洩が発生するという大事故を引き起こしました。しかし、その後の迅速かつ誠意ある同社の対応が評価され、今回の受賞になったということです。
情報漏えい等の事故を起こしてしまった場合、その後の対応次第で企業の印象が大きく左右されるわけですが、記事では逆にあまりよろしく無い例として、QRコードでユーザーの位置情報を集めていた「アララ」や、インストール時にこっそりとユーザーのWEBサイト閲覧履歴等を収集するアプリを配布していた「トレンドマイクロ」を挙げています。
少々長い記事なので、誤解を恐れずズバッと言いますと、誠心誠意お詫びして対応している「ぴあ」と、若干とぼけた感のある「アララ」「トレンドマイクロ」の対応の違いで、企業の印象が大きく変わりますよね!ということです。
ただ、「ぴあ」は外部からの攻撃であるのに対し、「アララ」「トレンドマイクロ」は内部施策の問題が発覚という、若干ニュアンスの違う事案ですので、前者、後者を比較するということではなく、前半、後半という区切りで読むとよろしいかと思います。
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ぴあ、アララ、トレンドマイクロ――情報漏えい事件の後に“支持される企業”と“たたかれる企業”の違い (1/3) – ITmedia エンタープライズ