競合他社に営業秘密を流したことで、ITコンサルティング大手のフューチャーアーキテクト(東京)の元執行役員が逮捕されました。
容疑者はフューチャーアーキテクトに在籍しながら、ヘッドハンティングに応じるため競合会社のベイカレント・コンサルティング(東京)とも雇用契約を結び、フューチャーアーキテクトの営業秘密を漏洩した疑いです。
内容は、従業員名簿や顧客向け金融システムの提案書、顧客向け見積書等で、外部に漏れれば技術が盗用される恐れのある情報も含まれていました。
フューチャーアーキテクトが容疑者の二重の雇用状態を把握し、17年4月に警視庁に被害を相談していました。