茨城・龍ケ崎市や関東鉄道、MaaS協議会旗揚げ 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

茨城・龍ケ崎市や関東鉄道、MaaS協議会旗揚げ


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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。


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    Impressions:6月11日 茨城県の龍ケ崎市で次世代移動サービスMaaSについて考える協議会が立ち上がる。今秋(11月~12月)に予定されている実証実験と交流人口の拡大に向け、地域が動き始めた。協議会名は「龍ケ崎市MaaS推進協議会」、協議会には龍ケ崎市地域公共交通活性化協議会(国交省関東運輸局茨城運輸支局、茨城県、茨城県竜ケ崎工事事務所、竜ケ崎警察署、一社)茨城県バス協会、関東鉄道労働組合、関東鉄道(株)、平成観光自動車(株)、龍ケ崎地区タクシー運営協議会、流通経済大学、筑波大学大学院、龍ケ崎市、同市商工会、NPO法人ユーアンドアイ、市民代表3名)、同市の商工会、流通経済大学、県立竜ケ崎第一、第二高校が参画する。ちなみに龍ケ崎市地域公共交通活性化協議会の会長は「関鉄レールファンCLUB」の十文字 義之氏(鎌倉市在住、写真家、物流専門紙記者)が務める。協議会や同クラブは「入地駅待合室のお化粧直し」、「お掃除し隊&石拾い隊」、「関鉄レールメイト」(関鉄PRのマスコットレディー)と連携した「駅コン」などのイベントを開催し、「竜鉄」(関東鉄道竜ヶ崎線の愛称)を支援している団体だ。*「入地駅待合室のお化粧直し」には地元の竜ヶ崎第一高校も参加している。龍ケ崎市の「龍ケ崎市地域公共交通網形成計画(平成29年3月*)」(*2017年3月)によれば、地域社会の状況は人口減少と少子高齢化、市街地が4地域に分散、自家用車への依存度が高い、牛久市やつくば市、東京方面への移動が多く、公共交通には本数の増加や運賃の負担軽減、乗り継ぎ、情報提供、移動時間短縮などが求められていた。当時の市内公共交通は、鉄道や路線バスの補完としてコミュニティバス、乗合タクシーが運行されていたが、利用者の満足度は低下しており、JR常磐線の利用者の減少、関東鉄道竜ヶ崎線および路線バスの利用者は微増、乗合タクシーの利用者は増加していた。このため、龍ケ崎市では地域公共交通の連携と交通結節点へのアクセス性の向上、まちづくりと一体化した交通ネットワークの構築、持続可能で利便性の高い地域公共交通の提供、広域連携を支える地域公共交通の確保を課題としていた。「竜鉄」への愛と地域社会の行動力が地方鉄道と地域の交通ネットワーク全体を「皆が乗りやすい」ものに変えて行くことを期待したい。