長野県小諸市にて、LINEと連携したMaaSサービスをリリース 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

バスの自動運転化、効果は?ニーズさえあればいつでも運行可


長野県小諸市にて、LINEと連携したMaaSサービスをリリース


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

関連記事

4種同時実証!大阪、自動運転車や配送ロボをミックス 万博に向け 他
Ministry-of-Internal-Affairs-and-Communications_w150.png

4月12日 NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は4/11に「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/協調型自動運転のユースケースを実現する5.9GHz帯V2Xシステムの通信プロトコルの検討」に係る実施体制の決定について、を発表した。自動運転社会の実現には、分合流地点における自動車間での調停など […]

自動運転中の責任はメルセデスに! テスラのオートパイロットを凌駕する「自動運転レベル3」を搭載した「Sクラス/EQS」がまもなく本格始動 他
Traffic-jam-in-Okinawa_b_w150.png

4月11日 経産省は4月5日に発表した「令和3年度「スマートモビリティチャレンジ」事業の成果と今後の取組の方向性について」の参考資料として「新たなモビリティサービスの社会実装に向けた知見集」を作成している。本欄では、昨日より資料中において紹介されている課題とユースケースなどをダイジェストでご紹介している。本日はその続編となる。資料では、サービス提供に携わる主体が参画して […]

Newモビリティーの自動運転、挑む採算性の壁 他
Lunch-box-delivery_w150.png

4月8日 経済産業省は、4月5日に「令和3年度「スマートモビリティチャレンジ」事業の成果と今後の取組の方向性について」を発表、令和3年度に各地で行われたMaaS普及のための実証実験やスマートモビリティチャレンジ推進協議会での取組などから得られた成果や課題を取りまとめ、地方自治体や事業者などへの取組の参考として「新たなモビリティサービスの社会実装に向けた知見集」を作成した。 […]

記事一覧へ 〉

Impressions:4月13日 長野県小諸市で4月16日(土)から、日本初のDXによる情報発信とMaaSによる新交通とを組み合わせた社会実験「縁JOY!小諸」が始まる。小諸市は「多極ネットワーク型コンパクトシティ」の理念に基づき、小諸駅を核として都市機能の集約(コンパクトシティ化)を図り、中心拠点に生まれる新たな魅力の発信と、市民や観光客の回遊の促進を目指している。「多極ネットワーク型コンパクトシティ」とは、医療や福祉施設、商業施設や住居等がまとまって立地するエリアを中心拠点として形成し、周辺部の居住エリアである「生活拠点」との拠点間を結ぶ交通サービスの充実を図るもので、高齢者を始めとする様々な住民に対して、自家用車に過度に頼ることなく、公共交通による医療・福祉施設や商業施設等へのアクセスを容易なものとし、日常生活に必要なサービスや行政サービスが住まいなどの身近に存在する都市を目指す都市再生計画だ。この計画に参画するのは、全国で都市再生の支援に取り組む、「UR都市機構」と「㈱URリンケージ」だ。3者は、平成29年12月18日に「多極ネットワーク型コンパクトシティによる都市再生に関する基本協定」を締結、令和3年3月31日までを期間(*必要に応じて更新に関する協議を行う)と定め、この取り組みを行っている。中心となる小諸市複合型中心拠点誘導施設「こもテラス」は、同市相生町2丁目のスーパーツルヤ小諸店の敷地を中心としたエリア一体で、2021年8月に開館、交流施設、福祉施設、交通施設、商業施設を集約した施設で、地域の出会いや、語らい、ふれあいの場として機能する。このような流れの中で行われる今回の「縁JOY!小諸」は、まちなかの魅力的なスポットをDXで繋ぐことで、まちなかでの滞留と回遊の促進を目的とした社会実験だ。実施には「こもろまちタネプロジェクト」(小諸市、小諸商工会議所、こもろ観光局、しなの鉄道、JRバス関東、まちづくり小諸、㈱カクイチ他)で構想し、UR都市機構の支援で行われる。小諸市では、時期の重なる令和4年4月16日~11月末まで、「まちなかポップアップ&ゴーDX社会実験」も進める。この社会実験では、小諸市内外において、まちなかにおける”コト(取組)”と”モノ(施設や建物)”の情報認知の拡大を図るため、小諸駅や懐古園、こもテラスでの屋外デジタルサイネージによる情報提供(ポップアップ)を行い、デジタルサイネージと連動したポータルサイトによる詳細情報の提供、ポータルサイトからの経路検索としなの鉄道・市内巡回バスの周遊チケット電子版の発券・決済、情報通信技術を活用した人流の分析をDX型の社会実験として取組み、効果の検証と運営方法の検討などを行う。本社会実験では、小諸駅から市内の各方面を「新交通」(スマートカート「egg」、EVバス「こもこむ号」、しなの鉄道)に乗って周遊できる「北国街道巡回!カート周遊チケット」(無料)、「北国街道、布引観音方面巡回!」、「お得な1日フリー電子切符発売!『信州こもろパス』」の3つのチケット・パスが利用できる(令和4年4月16日(土)から毎週土曜日、ゴールデンウィーク中は4月29日、5月3日、5月4日も運行)。小諸市の主な交通結節点となる小諸駅は、しなの鉄道とJR東日本小海線の乗換駅でもある。長野~上田~小諸~軽井沢、小諸~小渕沢方面への移動が可能で、それぞれの路線は北陸新幹線とも接続しているので、首都圏からの玄関口になる。しなの鉄道の利用は、「お得な1日フリー電子切符発売!『信州こもろパス』」がおススメだ。市内の中心部を巡回する「北国街道・まち巡り便」、小諸駅と千曲川の西岸を結ぶ「布引観音・台地巡り便」は、EV(電気自動車)バス「こもこむ号」(一部、愛のりくん車両)が便利だ。利用料金は大人が500円、小人が250円となる。利用日は、2022年4月16日~11月26日の土曜日、4月29日、5月3日、5月4日も運行する。*2022年5月7日までは無料キャンペーン!(https://enjoy-komoro.jp/introduce/evbus/)があるので、ぜひ試乗してみたい。*「こもろ周遊チケット」ご利用の方は、ご利用できる日にちに制限があり。もう一つ。市内を散策する際、忘れてはならないのがEV三輪カート「egg」だ。「egg」は、小諸市中心部の運行ルートを時計回りに約10分間隔で巡回、運行ルート上なら、どこでも乗り降り自由だ。「egg」のおかげで食べ歩きの自由度が(笑)格段に上がる。「egg」の利用は、LINEアカウント「こま~す」の「チケット購入」ページより、デジタルチケットを購入(※無料!)、カートの運転手に提示すればO.K.だ。利用日は2022年4月16日~5月28日の土曜日、4月29日、5月3日、5月4日となる。*「こもろ周遊チケット」ご利用の方は、ご利用できる日にちに制限があり。「新交通」で市内を移動するため LINE公式アカウント「信州こもろ・こま~す」で、お得なチケット「バス・カート周遊チケット」や電子切符「信州こもろパス」を購入しておくと、まちなかの店舗や施設で行われるイベントやスタンプラリーに参加できる。ちなみに4月16日(土)~5月29日(日)まで開催される「スタンプラリーキャンペーン」で、市内の施設や店舗をめぐって、各所でQRコードをアプリの「スタンプラリー」で読み込むとスタンプが貯まる。5個貯めると、市立小諸図書館に設置された素敵な景品の当たるガチャ(カプセルトイと呼ばれる抽選式の玩具購入方式)を1回利用できる。レトロ感を醸し出す遊び心が嬉しい。スマホアプリ「LINE」を使った「信州こもろ・こま~す」は、地図で市内の観光スポットの情報提供を行ったり、徒歩での経路検索や電車・バス・カートなどのモビリティの複合経路検索をしたり、地図上でバス・カートの現在地の確認、カートに乗車する場合は、カートの乗車人数確認をすることが出来る。また、しなの鉄道(軽井沢~上田間)、EVバス「こもこむ」で使える電子ケットの販売を行うとともに、各スポットに設置されたQRコードを使ったスタンプラリーなども楽しめる。複合的な小諸市の社会実験が並走する同市にとっては重要な時期だが、観光客の目線からはこの社会実験は「楽しいゴールデンウィークの小諸観光」となる筈だ。詩情あふれる高原の城下町、信州小諸の観光を愉しみつつ、実験の成功を祈りたい。

(※)上記記事の閲覧は各社の利用規約等に従うものとします。リンク先が各WebサイトのTopページに遷移する場合や、全文を閲覧するためには、ご覧になりたいサイトに会員登録が必要となる場合などがあります。予めご了承ください。