2019年10月21日 10/17より羽田空港で電動車椅子「WHILL」の試験が実施された。日本航空(JAL)、日本空港ビルディング、WHILLの3社の共同プロジェクト。期間は2日間。平坦なフロアの移動、上下階への移動、多客時の扱い、台数の増加、店舗やトイレの利用、初心者・高齢者の利用、障害をお持ちの方の利用、駐車、緊急時の走行、「走行」試験範囲は不明だが「空港内を待ち時間なくシームレスに移動」実現に向けた貴重な試験期間となったのではないか。
MaaS・CASE関連の最新ニュース(59 / 65ページ目)
フロントウィンドウを使ったARメータークラスタ…OLIVESTONEが考えるCASE車両のUX[インタビュー]他
2019年10月17日 自動運転により影響を受けるものの一つにUI(コンピュータとそれを使う人間を結ぶ概念や画面デザインなど)/UX(ユーザー経験)がある。自動運転やCASEの進展により、人間が取得しなければならない情報は複雑化の一途を辿る。アナログメーターやスイッチからディスプレイに変化したメータークラスタには分かりやすさや視認性の良さ、誤操作防止、疲労の抑制など様々な機能が求められる。お隣の韓国にはUXの本質を研究するクリエイター集団がいる。民藝運動を起こした思想家、柳 宗悦が「用の美」という言葉を残している。日本に端を発するとは言わないが、AIの時代に「ものづくり」をする人々に、この遺伝子が脈々と受け継がれていることを喜びたい。
AIエージェント搭載、自動運転はレベル4のトヨタ『LQ』…東京モーターショー2019で初公開へ 他
2019年10月16日 千葉の幕張で開催中の「CEATEC 2019」に引き続き、10/24(木)-11/4(月・祝)まで東京ビッグサイト青海・西/南展示棟他で「第46回東京モーターショー2019」が開催される。MaaS元年となる今年のモーターショーはいろいろな意味で見どころが多い展示会となりそうです。官民とも気合が入る2週間となりそうですね。
Waymoが顧客にメールで完全自動運転車サービスの到来を告げる 他
2019年10月11日 Weymo(Google参加で自動運転車の研究・開発)がライドシェアアプリの顧客に「今度乗車されるときは人間のセーフティードライバーがいないかもしれない」とのメールを送った。2009年にプロジェクトのテスト開始から足掛け10年、砂漠気候から亜寒帯気候までカリフォルニアの気候デパートで磨かれたセンサーはどのように育ったのだろうか?現在は一定地域での運用が想定されるMaaSだが、モビリティーメーカー各社は今回の台風19号のような災害レベルの状況も含め、統合された様々な気候データベースに興味があるに違いない。
増える日本版MaaSのPoC–実用化への道のりは
2019年10月10日 日本各地で盛んにMaaSの実証実験が行われている。MaaS Tech Japanが上士幌町のMaaSプロジェクトへの参加を発表した。士幌線は、1978年にバス代行輸送に転換したものの、糠平~十勝三俣間は 2003年10月に上士幌タクシーも撤退、1987年3月に国鉄の分割民営化直前に廃線となった。赤字ローカル線を抱える自治体は、MaaSやCASEに踊るなかれ。技術が自動運転を実現しようとも、移動手段を提供する以上コストはかかる。マイカーすら運転できない移動制約者のために同じ失敗は繰り返せない。採算を交通事業者だけに依存せず、収益源を有効活用し、コストの分担を徹底する周到な仕組みと計算が必要だ。
MaaSとはなにか? 小田急が観光型、郊外型、飲食サブスク型MaaS構想を発表、スマホ用アプリ「EMot」(エモット)を10月末リリース 他
2019年10月9日 昨今の「MaaS」と「CASE」の氾濫により「何をもってMaaSと呼ぶべきなのか今ひとつピンと来ない」との言がある(ロボットスタート(株)が運営するロボットメディア「ロボスタ」より)。産官学の各ポジションにより、それぞれ、要求されるもの、提供できるものは異なる。プラットフォーマーの実力は、360°に恩恵を「シェア」する力と定義したい。。
自動運転の警備AIロボット11選!空港で街で当たり前の時代へ 他
2019年10月8日 警備用のAIロボットの開発が進んでいる。ドローンやセグウェイ、ペッパーに検知技術+αが搭載され警備用に。屋内外の監視や、駆動時間や走行距離が延びれば、広大な警備区域を要する空港や駅などで警備員の人手不足や負荷軽減を図ることができる。多言語に対応するガイドUIや、将来的には、緊急時の誘導、現場確認、追跡等のシビアな業務を担う存在に育つのでしょうか?警備以外にも、MaaSの入口端末として、運搬や移動の補助、清掃、移動型の自動店舗、外貨の両替、各種カウンター機能など応用分野での活躍にも期待したい。
MONETコンソーシアムのMeet UPの内容まとめ MaaS、広告、新ビジネスなどテーマ 他
2019年10月7日 MONETコンソーシアムが7/24に行った第2回 Meet UPのワーキングセッションが面白い。「LEGO SERIOUS PLAY」(NASAやGoogleで採用)を用いた会では参加者がLEGOで作品を作り表現したアイデアを物語形式で発表し共有する。そのコンセプトは共感と共創。結果「I」と「We」が信頼でつながり、外部環境の変化に対応、自ら的確な行動がとれるようになるというもの。共創の過程を通じコンソーシアムから創出される課題解決や新たな価値に期待したい。
SOMPOホールディングス、駐車場シェアリング事業へ新規参入 akippaを関連会社化 他
2019年10月4日 MaaSとは「運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念」。駐車場もMaaS「関連」事業と理解される。SOMPOホールディングスは駐車場シェアリング大手のAkippaと組み、自社の保険代理店網と自動車保険DBを活用し、有休駐車場の活用を進める。遠隔地に訪問した際や車を購入した際などに駐車場探しに一苦労する時代は終焉を迎えそうだ。
スズキが自動運転車「HANARE」を参考出品 東京モーターショーで 他
2019年10月3日 VWのTYPE2風の外観に、住宅の外壁をイメージさせるSUZUKIの参考出品「HANARE」は、さながらTOYOTAとの資本提携による自動運転分野での運転支援技術の幕の内弁当だ。「持ち歩き」に便利で駅弁として広まった幕の内弁当は、弁当箱を「回収をしない」ことから「使い捨ての経木」を折り曲げた箱が採用された。時代を越えても、消費者は「手軽さ、安さ」には弱いもの。コンセプトカーが量産され、シェアが常識化し車内で幕の内弁当を楽しめる時代の到来を期待したい。