ドライブレコーダーフォレンジック

70.4%のドライバーがあおり運転をされた経験

あおり運転をされた経験はありますか?

保険会社の調査では、2000人以上からの回答で「ある」と答えた人が70.4%「ない」と答えた人が29.6%と、3分の1以上のドライバーがあおり運転の被害にあっていることになります。

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チューリッヒ保険会社調べ

増え続けるあおり運転

道路交通法上、あおり運転には規程がありませんでしたが、2017年に神奈川県の東名高速道路で無理やり車を停止させられた夫婦がトラックに追突されて死亡した事故を契機に社会問題となり、令和2年6月10日に交付された道路交通法の改正により、妨害運転(あおり運転)に対する罰則が創設されました。

これにより、令和2年6月30日から、他の車両等の通行を妨害する目的で急ブレーキ禁止違反や車間距離不保持等の違反を行うことは、厳正な取締りの対象となり、最大で懲役3年の刑に処せられることとなりました。また、妨害運転により著しい交通の危険を生じさせた場合は、最大で懲役5年の刑に処せられることとなりました。

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ドライブレコーダーのデータが証拠になる

ドライブレコーダーフォレンジックとは

AOS Data社のドライブレコーダーフォレンジックは、最先端の画像解析技術で識別困難な状態からも証拠となる画像、動画データを抽出することができます。当て逃げの瞬間の映像が残されたドライブレコーダーから、相手の車のナンバーを鮮明化技術により、証拠として抽出することも可能です。ドライブレコーダーの普及、自動運転化など、自動車業界が大きな技術変革期を迎える中、損害調査にもデジタルデータに対応したより高い技術力が求められています。AOSのドライブレコーダーフォレンジックの先端技術は損保会社の調査技術の先進化にも貢献しています。走行中の車内の人物像、ぶれたナンバープレートも超解像度の鮮明化技術を駆使して、捜査の手がかりとなるデータ解析を行います。

ドライブレコーダーフォレンジックのサービスメニュー

AOS Data社のドライブレコーダーフォレンジックは、破損したドライブレコーダーの動画データを復元して、再生可能にする動画フレーム復元と、ブレた画像、ぼけた画像を鮮明化する画像鮮明化の2つのサービスメニューがあります。

ドライブレコーダーフォレンジックの流れ

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フォレンジック調査に必須の「証拠保全」

ドライブレコーダーのデータは、電源のON・OFFや、ファイル閲覧だけでも改変されてしまいます。証拠となりうるデータの解析で必須になるのが、「証拠保全」という作業です。
調査対象ドライブレコーダーのデータを物理コピーすることで、オリジナルのデータに手を加えることなく、同一データの調査をすることができます。訴訟に発展する可能性も想定し、「証拠保全」を行うことで、抽出した証拠データをもとに、万が一の時に法廷で提出可能なレポートを作成することが可能となります。

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ドライブレコーダーフォレンジックの動画復元技術が証拠になる

通常の動画ファイル復元は、ファイルシステムやファイル自体のどちらかのヘッダー情報を頼りにデータを復元しています。そのため、ヘッダーが破損した場合、動画データ全体を喪失してしまいます。AOS Dataの動画フレーム復元技術は、断片化された動画フレームを検出して証拠データとして取り出すことができる日本で初めての画像解析フォレンジックソリューションです。動画ファイルのヘッダが上書きされていたり、破損していたり、OSがサポートしていない動画データでも、復旧し、証拠データとして抽出します。

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動画復元技術でできること

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ドライブレコーダーの映像復元事例:バスの横転事故


バスの横転事故にてドライブレコーダーの動画ファイルが破損し再生不可の状態だったが、未使用領域に残っていた動画フレームデータを利用して動画を復元し、復元されたデータより事故の状況が再現できた。

これにより、先方車両の急激な車線変更が事故の原因であることが判明。さらに、画像鮮明化技術により、読めなかったナンバープレートを解析し該当車輌を特定した。

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ドライブレコーダーフォレンジックの画像鮮明化技術が証拠になる

最先端の画像解析技術で識別困難な状態からも証拠となる画像、動画データを抽出することができます。ドライブレコーダーの画像データから証拠となる画像を解析調査いたします。走行中の車内の人物像、ぶれたナンバープレート、夜間の犯人像も超解像度の鮮明化技術を駆使して、捜査の手がかりとなるデータ解析を行います。

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画像鮮明化技術で出来ること

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ドライブレコーダーの画像鮮明化事例:ナンバープレートの識別


これにより、先方車両の急激な車線変更が事故の原因であることが判明。さらに、画像鮮明化技術により、読めなかったナンバープレートを解析し該当車輌を特定した。

幸いに、ドライブレコーダーに当て逃げの瞬間の映像が残っていましたが、相手の車のナンバーがはっきりしませんでした。ドライブレコーダーフォレンジックの画像鮮明化技術で事故の相手を特定することができました。

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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

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