自動運転技術でクルマが真のパートナーになる? 他
MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。
自動運転技術でクルマが真のパートナーになる?
米加州、ウィーライドに公道での完全自動運転車試験を許可
一般道での自動運転はいつから? そのキモとなる高精度3次元地図データを作る会社とは
NVIDIAが次世代自動運転車向けチップ「DRIVE Atlan」を発表
自動運転ロボットによるピザ宅配が始動、ドミノとNuroが提携で
MaaS事業者間でデータを柔軟に共有できるプラットフォーム ドコモなど共同開発
ホンダ「EveryGo」、シェアサイクルやMaaSアプリと順次連携
自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)
AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。
関連記事
Impressions:4月15日「CASE」の言葉を作ったダイムラーのディーター・ツェッチェCEO。1998年12月にダイムラーの取締役に就任、2006年に現ダイムラーAGの取締役会長に就任した。トルコ・イスタンブール生まれ。フランクフルトで学んだ後、大学入学資格を取得。1971-1976年までカールスルーエ工科大学(Karlsruher Institut für Technologie)で電子工学を専攻、工学博士取得。同じ1976年ダイムラー・ベンツAGに入社。初めはリサーチ部門に配属された。2019年5月に同社を勇退し、はや2年が過ぎようとしている。退任時に作成された動画は多くの人の共感を呼んだ(Youtubeの BMWチャンネル:Retirement is about exploring your wide open future. )。在任中、ディーター・ツェッチェ氏が自動運転車のHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)の重要性について言及したことがあるが、はやくもこの2月にMercedes-Benz Japanが新型SクラスのYoutube動画で、MBUX(同社のHMI)について開発者コメントをアップしている。ドライバーが運転席に座り、メインパネル横のスタートボタンを押すと、自動的に顔認証などの方法によりログインするこのMBUXは、開発チームがデザイン部門と緊密にコラボレーションして開発を行ってきたものだ。運転席のセンター置かれたスクリーンは、視覚的に分かりやすく、ユーザーの直感的な操作を可能にし、インタラクティブで簡単に素早く動くシステムにまとめられた。メイン画面には、現在地を示すマップと共にメディアやApps、コンフォート、設定、車両情報などのボタンが見やすく配置されている。一階層下の設定画面では、車両のインテリア俯瞰図なども示され、車両のどの機能に関する設定なのかも一目瞭然だ。メニューにはアシスト、車両、照明、システム、情報等の項目が見られる。エアコンの操作ボタンは画面下部の左右、運転席側と助手席側の双方に配置され、操作しやすい範囲に配置されている。搭乗者の好みや光線の加減などにより、車内のアンビエントライトの色や明るさ、エフェクトなども状況や好みに応じて設定出来るようになっており、ユーザーへの細かな配慮も伺うことができる。ヘッドアップディスプレイ(以下、HUD)に投影されるAR(拡張現実)ナビゲーションは、メーカー純正オプションとしては世界初とのこと。フロントガラス上のHUD領域には、前方10m先の道路上にナビゲーション情報が矢印で表示されるなど、MBUXの必要最小限のナビ情報が表示される。ドライバーがアシスタンス情報を得るため、スクリーン(ナビ画面)と前方との間で視線を往復させる必要がないため、安全性が高い。夜間においても見やすい配色設計となっている。このMBUXは、現行Sクラスの車内では、ドライバー席の前にあるメーターパネルとコンソールのセンターパネルが独立していたが、更にメルセデスのSクラスのEV「EQS」の車内では、ダッシュボード全面が「ハイパースクリーン」として一体化したデザインになり発表されている。いくつかのコンセプトキーワードを読み取ると「アナログとデジタルのデザインの調和のとれた融合」、「最も大きく、自由な表現が出来るグラスサーフェイス(ガラスのスクリーン)」、「(室内)インテリアの全体に亘る」、「非常に鮮やかなグラフィックスのためのOLED技術」、「特徴的なデジタルメルセデス-EQデザイン」、「直感的に使用できるミニマリスト(シンプルな)デザイン」、「シンプルで美しいデザイン」、「車内接続システムの中心になることはありません」、「バッテリー容量、エンターテインメント、通話、ナビ、メッセージ、そしてもっと多様に」、「人工知能とスーパーコンピューターのパワー」、「ユーザーのニーズを予測する」、「パッセンジャー中心のユーザーインターフェース」、「他に類を見ないスクリーン」、「アナログデザインとデジタルデザインの新たな融合」、「メルセデスのプロダクションで最も大きく知的なスクリーン」、「Gorilla Glass(米コーニング社の強化ガラス採用)」、「有機EL」、「スーパーコンピューティング・パワー」、「8コアCPU」、「24GB RAM」、「memory bandwidth 46.6GB/s」、「あなたの指先ですべて」。自動運転車におけるHMIの重要性の一端を伺うことができる。