LINEで身近なMaaS推進。Azure活用4社と共同プロジェクト 他
MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。
自動運転技術を用いたAI教習システムの製品化
LINEで身近なMaaS推進。Azure活用4社と共同プロジェクト
CASEに関するユーザー意識調査を実施 コネクテッドカーの認知度は53%
東急の MaaS「DENTO」、実証結果…会員登録の6割がサービス未利用
Argo AIの新型LiDARセンサーでフォードとVWによる自動運転車の大規模な実用化が加速する予感
自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)
AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。
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Impressions:5月17日 LINEがMaaS市場に参入する。興味は2点ある。一つは、フォロワーとしての同社の目論見(ポジショニング)、二つ目はMaaS普及への貢献だ。イノベーター理論に基づくと消費市場の段階は4段階。革新者(ハイテク好きな「おたく」)、初期採用者(新しもの好き)、追従者(コスト効果や安定性を重視)、遅滞者(保守派)があり、初期採用者と追従者の間に「普及の壁」が挟まる。5/14にLINE株式会社が配信した<LINE、「Microsoft Azure」のパートナーと全国のMaaSの普及拡大を支援するための共同プロジェクトを開始>によると、全国で普及が求められる(MaaSは普及期を迎えるとの立場)MaaSは、交通機関をアプリで検索から利用まで出来るサービスや、観光、小売、働き方改革などの他産業を移動サービスと掛け合わせる取り組みも増えており、とあり今後の普及拡大にあたっては、認知・受容が課題であり、顧客目線で分かりやすく利用しやすい移動サービスが求められ、新しいUX(ユーザーエクスペリエンス)の重要性が高まるという。同社は「MONETコンソーシアム」に参加し、MaaS領域におけるビジネスを検討してきた(どこで強みを発揮できるか検討してきた)経緯があり、これまでも広く提供してきた「LINE API」を駆使して、利用者の移動体験を、LIFT/LINEミニアプリを使うことで旅マエ、旅ナカ、旅アトの3つのシチュエーションにおいて適切な機能を提供する。ここが同社の立ち位置と言えるだろう。旅マエでは、チケット購入や予約、決済、そしてグループ旅行については複数人分のチケットなどの購入をカバーし、仲間へのシェアを可能にした。旅ナカでは、経路検索や混雑情報の提供、予定外の出来事や、予定外の混雑状況により計画通りに移動できなかった利用者も、外部の地図サイトや自社の経路検索サイトと連携し、継続したアクセス情報を提供・フォローする。旅アトでは、一度サービスを利用したユーザーに対して「お得な情報(土産物の購入に繋ぐ)」をLINEメッセージで配信したり、メッセージからユーザーの再利用(割引クーポンなどを配信、再予約・決済)に繋ぐことも出来る(リピートに繋ぐ)。https://lineapiusecase.com/ja/usecase/maas.html でQRコードを読み込むと、UXの一連の流れを疑似体験出来るので、実際にアプリを体験してみた。先行している諸MaaSアプリの礎あってこその成果とも言えるが、これまでのMaaSアプリ基本機能の実装に止まった感が強いアプリと比較し、エンドユーザーにとっても、MaaS運営に加わる交通事業者、宿泊事業者や飲食店、自治体などの「顧客視点」を良く捉えたUXの着想はこれまでも多くのサービスを立ち上げて来たLINEならではで、さきの「普及の壁」にも挑みつつ、自治体と連携したMaaSの普及にも期待出来そうだ。