山形県高畠町の自動運転、南北2ルート 11日から実証実験 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

トヨタ・パラ選手村事故 「限界」露呈した自動運転


GM、30年までに売上高倍増目指す-EVや自動運転車事業に注力


ecobike、前橋版MaaSの実証実験に参画~「MaeMaaS」においてシェアサイクル情報の連携を開始~


”移動市役所”運用へ 来年度から伊那市


山形県高畠町の自動運転、南北2ルート 11日から実証実験


自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


AOSデータ社の自動車フォレンジック関連サービスは、予期せぬインシデントが起きてしまった場合、事後対策として車載デバイスやメディアなどから、お客様の必要とされるデータの抽出・解析調査・レポーティングを迅速に行うサービスです。

関連記事

MaaS普及啓発カンファレンス(第1回)を開催します~ 生活MaaSは、どうやったらビジネス化できるのか? ~ 他
akaigawa-village_w150.png

10月7日 日本全国の中山間部や過疎地における住民の移動手段として、自治体が運行するオンデマンド交通が活躍する。人口減少やドライバーの高齢化による引継ぎ、公共交通の維持費問題を抱える自治体は少なくない。広域をカバーしていた赤字ローカル線時代から、自治体補助により地域カバーする筈であった公共交通事業者の経営も乗客の減少に歯止めが利かず、自治体が公共交通事業者や […]

GMの自動運転車部門クルーズ、配車事業の売上高500億ドルを想定 他
eiheiji_busstop_w150.png

10月6日 米国のカリフォルニア州で、Alphabet傘下のWaymo(ウェイモ)とGM(ゼネラル・モーターズ)傘下のCruise(クルーズ)が「商用」の自動運転サービスの認可を取得した。商用とは、同州の車両管理局(DMV)から自動運転車両に有料で乗客を乗せる許可を得たとの意味合いだ。カリフォルニア州では、実際に乗車料金を請求するためには、更にカリフォルニア州 […]

京都府亀岡市でMaaS実証実験実施 嵯峨野観光鉄道など地元事業者が連携 他
sagano-Trolley-train_w150.png

10月5日 コロナ禍の影響を受け、厳しかった地方経済が回復を目指して様々な取り組みを始めている。10/1から京都府亀岡市で、観光活性化プロジェクト「KITTO MOTTO亀岡」が開始された。イベント開催に伴う交流人口の増加、今後の観光需要に対応可能で持続可能な地域交通網の構築や、観光拠点のネットワーク化などを目的としたMaaS実証実験を、亀岡市、嵯峨野観光鉄道 […]

記事一覧へ 〉

Impressions:10月8日 10/11(月)~11/12(金)まで、山形県東置賜郡高畠町で自動運転車両を用いた交通サービスの実証実験が行われる(*平日のみ運行)。平成27年4月1日現在の人口は24,470人、世帯数は7,520世帯であった。町域の可住地面積は42.4%、林野面積は52.4%。市内にはJR東日本奥羽本線の高畠駅(山形新幹線の停車駅でもある)があり、市内には山交バスが乗り入れていたが、2020年4月1日に乗り入れ廃止となった経緯がある。高畠町では平成29年10月から3台のデマンドタクシーも導入しているが、新たな移動選択肢も検討している(或いは持続可能との意味でコストダウンも念頭にあるのかも知れない)。本実証実験では、高畠病院、げんき館、町立図書館、高畠町役場、スーパーキムラ、高畠町役場、町立図書館、げんき館、高畠病院の北ルートと、高畠病院、薬局(ヤマザワ・あいのもり薬局、ほし薬局、ツルハドラッグ)、周辺のスーパー(ヨークベニマル)、町立図書館、げんき館、高畠病院の南ルートを、5人乗りの自動運転車両が巡回する予定で、公共交通手段としての適応性や操作性の確認、近距離移動サービスの有効性や、住民の受容性の確認、ビジネスモデル構築の課題抽出および自動走行支援の技術的な検証が行われる。走行ルートには磁気マーカが敷設されており、車両にはドライバーとスタッフを同乗させた上でマーカを読み取りながら、時速12㎞以下で走行するが、一部区間は手動運転となり、時速20㎞未満で走行させる。利用料金は1回200円 *デマンド交通と合わせて利用の方、小学生以下の方は無料としている。デマンド交通との一番の違いは、運行ダイヤを持つことかもしれない。南ルートも北ルートも1日5便ずつ。高畠病院前の自動運転サービス案内所の受付は、一足早く10/7から11/12まで、10時~16時となる。利用登録(無料)した方には「利用者カード」が発行される。チラシ(https://www.town.takahata.yamagata.jp/material/files/group/10/zidouunten.pdf)の裏面にある登録申込書に必要事項を記入し、FAXで高畠町デマンド交通予約センター(FAX:0238-51-1256)に送っても良い。この場合「利用者カード」は高畠病院前の自動運転サービス案内所にて受け取る。乗車予約は、スマートフォンからWeb予約(https://automatic-vehicle-architecture-system.com/takahata/)をするか、案内所で予約するか、或いは電話予約(TEL:080-1414-2968)することが出来る。乗車当日は「利用者カード」をお忘れなく。乗車後のアンケートにもご協力をお願いしますとのこと。試乗にご協力いただく市民の声次第で、季節を問わず、出来立ての図書館に通ったり、地酒を心行くまで楽しんだり、果樹園からもぎたての果物を運んだり、生活の中でより使い勝手の良い、或いは観光客がまちを周遊しやすい魅力的な公共交通が生まれることになる。