「運転席ないバス」市街地公道を自動走行 岐阜市が10月実証実験 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

「運転席ないバス」市街地公道を自動走行 岐阜市が10月実証実験


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    Impressions:8月30日 岐阜県岐阜市で公共交通への自動運転技術導入に向け、10/23(土)~31(日)まで実証実験が行われる。本年度は、金華橋通りや長良橋通り、若宮通りなどの一般道において、県内初となる小型バスによる自動運転実証実験を行い、一般交通への影響や路上駐車など、自動運転に際し生じる課題の検証を行う。ルートは、岐阜市役所~金華橋通り経由、JR岐阜駅~長良橋通り経由で岐阜市役所に戻るコース(中心部ループ線ルート:5㎞、所要時間40分程度)と、同じく市役所を出発して、若宮通りを周回し、市役所に戻るショートコース(若宮通りルート:2km、所要時間20分程度)だ。時速19㎞以下での走行となる(最高速度は25km/h)。運行は午前10時~午後4時30分まで。1日6便を運行予定だ。車両は、茨城県境町や羽田イノベーションシティなどで、国内でも豊富な走行実績のある、NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ/レベル3対応)。同車は乗車定員15人(座席数は10席だが、コロナ感染防止のため乗車定員は5人)、EV(電気自動車)仕様となり、1回の充電で9時間(100km)の自動走行が可能だ。ハンドルや、アクセル、ブレーキペダルなどは装備していない。手動走行が必要な時には、操作員がコントローラで車両を操作する。茨城県境町の自動運転バスでも、これまでの運行実績などから保安要員がいなくても安全な運行が可能であることが認められ、既に保安要員の同乗は撤廃されている。しかし、8/26にトヨタのe-Palletがオリンピックの選手村内の横断歩道で、視覚障害を持つ選手と接触事故が起きた際、同車にはドアを開閉するスタッフと緊急時などに対応するスタッフの2名が乗車していた。市内の一般道では、同様に何らかのハンディキャップを持つ市民の通行も想定されなければならない。実証実験を行う上で、確実な安全対策を講じるべき重要なポイントだ。実証実験は、雨天により中止となる場合がある。今回は将来的な遠隔操作を見越して、遠隔の車外監視員も参加する。同時に顔認証によるキャッシュレス決済の実験も行われるため、参加者は事前に顔認証登録が必要になる。同市の取組に期待したい。