京浜急行電鉄、横須賀・三浦エリアで観光型MaaSの実証実験の成果は? 他

MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、運営主体を問わず通信技術の活用により、マイカー以外の交通手段による移動を1サービスとして捉えシームレスにつなぐ新たな移動手段の概念です。AOSデータ社は、MaaSをより安心して利用できるよう、リーガルテクノロジー(自動車フォレンジック)で貢献します。

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自動車フォレンジック関連サービス(Related forensics services)


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    Impressions:8月31日 横須賀市には「観光立市推進アクションプラン(2017年度~2021年度)」は、事業者と連携しながら施策を進め、観光客の市内における消費活動を活発化させ、観光消費額の上昇カーブを一気に上向きにすることを目的にするものだ。平成28年9月にまとめられた同市の「観光立市推進基本計画(2016年度~2025年度)」に対するアクションプランと言える。「観光立市推進基本計画」基本計画の第2章では、観光立市の目指す姿について触れられている。「人を惹き付ける地域資源の魅力は何か」について、同市は観光イメージとして一般に強くイメージが定着している「軍港都市」「海」「アメリカの雰囲気」「グルメ」、他に観光スポットとして「猿島・観音崎公園・三笠公園・くりはま花の国・YOKOSUKA 軍港めぐり」を上げる。同時に「体験観光」「文化観光」「スポーツ観光」「MICE(*多くの集客が見込まれるビジネスイベントなど)」を挙げ、ニッチな地域資源の開発に言及している。第3章 本市観光の現状等に記載のある本市観光の強み・弱みを拝見すると、「大きな強み」としての素材には、米海軍横須賀基地、自衛隊関連施設、グルメ(よこすか海軍カレー、ネイビーバーガー、地場産農水産物)、ペリー、世界三大記念艦「三笠」、東西で異なる自然環境、猿島、米軍横須賀基地居住者などが挙げられ、「ニッチな強み」として、同市ゆかりの近代の歴史や、アニメ、ゲーム、パワースポット、映画、小説などのサブカルチャー、プロスポーツチームの練習場、サイクリングやランニングなどのスポーツ、地形(坂道、トンネル、谷戸)などが挙がる。反対に弱みとしては、全国的に知名度が高い資源の活用不足(ペリー・開国)や、中心部における核となる観光集客施設不足、観光客と市民の動線の混在、基地関連施設の観光活用への抵抗感などが挙がる。この計画の策定時点で、表中の「大きな強み」を推進する「動かす力」は空欄だった。この6/22~1ヶ月間、京浜急行と同バス、NTTドコモは横須賀・三浦エリアを訪れる観光客らを対象に次世代移動サービス「MaaS」の実証実験を行った。デジタル化された京急電鉄の乗車券「みさきまぐろきっぷ」によるキャッシュレス決済、経路検索、観光施設の混雑情報可視化などをスマホアプリで提供、三浦半島の周遊性向上について検証を行った。実証実験では、iOS対応スマホ向けに「みうらよこすかMaaS」アプリを配信、アプリ内で京急品川~三崎口間の「デジタルみさきまぐろきっぷ」(大人3570円、小児2580円/税込)を購入、区間の全駅や食事券・土産券が利用できる全店にNFC(近距離無線通信)プレートを設置、スマホでNFCタグを読み込むと、非接触で改札の出入りや飲食・土産物の購入が出来るようにした。シェアサイクルやカーシェアのサイトへの移動も出来るようにした。MaaSによる実証実験が同市と三浦半島の観光活性化の推進力となり、今後の移動サービスや地元での観光消費の拡大に繋がることを期待したい。